教育支援

玉川大学脳科学研究所を融合的脳科学の世界的教育拠点にするために、大学による研究施設と組織の整備、人的・経済的支援が継続的に行われてきています。

1.教育組織の改変
平成22年度より既存の学部研究科に属さない大学院脳情報研究科を設置し、文系・理系を問わず広く全学・学外(社会人を含む)から大学院生や研修生(研究指導委託等)を受け入れ、最先端の研究の現場で学際的教育を行える体制を整えています。
2.施設・スペースの整備
既存の大型研究施設(写真参照)に加え、平成20年4月に研究センター棟(学術研究所・脳科学研究所)を新設し、研究用スペースの拡張を行いました。これにより、大学院生・ポスドクにも充分な学習・研究のためのスペースを提供することができるようになっています。また、平成21年3月に完成した大学6号館(農学部新校舎)には、最新の遺伝子実験施設が新設されています。
3.リサーチアシスタント制の充実
安心して学習研究に専念するため、優れた院生はRAとして経済的補助を受けることができます。
4.大学院生・ポスドクへの研究費の支給
大学院生・ポスドクは研究計画を提出し、その内容に応じて研究費を支給します。
5.ポスドクの公募
ポスドクは国際公募により採用し、一部はカリフォルニア工科大学との国際共同研究に従事します。
6.グローバルCOE教授・准教授・助教
優秀な業績をあげているポスドク研究者には、その教育研究活動の評価に応じて玉川大学での職位(任期制)を与え、指導的立場で研究を行ってもらいます。
7.広報活動
大学生・大学院生を対象にしたサマースクールやトレーニングコース、オープンキャンパス等を開催し、玉川大学グローバルCOEプログラムの活動を外部に向けて積極的に広報していきます。また、一般市民ならびに高校生以下の生徒向けに、講演会等を通して研究成果の社会還元も行っています。

研究環境整備


研究センター棟の整備(平成20年竣工)

発達実験施設

遺伝子実験施設

動物実験施設

fMRIの導入

ロボット実験施設