世界脳週間のイベントとしてお馴染みになった「触れてみよう!脳とロボット」が平成20年8月2日(土)に開催されました。今年は、町田市市制50周年の記念事業として町田市との連携で開催されました。
ロボット工作やMRI施設の見学など例年のイベントに加え、今年は町田市周辺児童による作文コンテストを実施しました。「ロボットのいる生活」に関連した作文を募集し、その表彰式をイベント当日に行いました。小学生からも多くの応募があり、ロボットへの関心の高さが伺えました。
作文コンテストに先だって行われた講演会は、バンダイロボット研究所長の芳賀義典氏によるもので、「友達ロボットがやってくる!?」という内容で小中学生にも解りやすい丁寧な内容の講演でした。芳賀義典氏は(株)バンダイでドラえもんプロジェクトの責任者として活躍しており、会場の参加者からはドラえもんが出来るのは後何年後なのか? などの質問が出ていました。
他に、工学部のロボット研究の紹介コーナーやソーラーカー展示などに関心が集まっていました。また、脳科学研究所のMRI施設見学会は見学予約券の配布開始とともに定員が一杯になり、脳科学への関心の高さを表していました。
工学部のロボット研究のセンターであるロボット工房では、7月に中国で開催されたロボカップ世界大会@ホームリーグで優勝したロボットeR@serのデモンストレーションが実施され、大勢の見学者で賑わいました。
日時 | 2008年8月2日 |
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場所 | 玉川大学 大学8号館・GBI棟 |
報告者 | 岡田 浩之(玉川大学工学部教授) |